叛逆の雑記帳

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オタクと倫理とVOCALOIDと


【再度書き起こし】hide VOCALOIDについて【VOCALOIDと生命倫理の問題】 - musiloidのVOCALOID日記

上記記事ではVOCALOID生命倫理の問題について触れたが、

今回はより広義的な意味でのオタクと倫理について触れたい。

というわけでいつも通りググってみたらとても興味深いサイトを発見したので

紹介しよう。

オタク道補論・二次創作の倫理(OTAPHYSICA)

同サイトのこのリンク先では見出し通り二次創作の倫理について大変興味深い、独特な目線から記述がなされているのでぜひ一度ご一読いただきたい。

 

さて、オタクと二次創作の倫理というと、オタクとは一般社会の倫理からは外れた存在であると私は考える。そうでなれけば、コミケのような海外からも人が来る

大規模な祭りが今日まで続いているはずがないからである。

上記リンク先で初めに書かれているが、

妄想こそがオタクの本質をなす。

のである。そしてそれは社会通念の枠を逸脱した、一種の共同幻想により、「分かる人達」の輪の中で拡散し広まることによって二次創作の根幹たる「妄想」が生まれるのだ。

18禁指定もそうだが、本来的にはこれも法で取り締まる必要すらないもの(制作、販売側のゾーニングに任せる)であるべき問題だが、これは多数の人達が「なんとなくこういう法律がないと問題だよね」と言ったゆるふわな考えの元、惰性で行わている思考停止的形式的倫理であるとも言える。

オタクは確かに社会通念の枠を多々逸脱するが、それが実害を被るケースは極々一部に過ぎない(その原因も属性とは別のものが問題であったりするケースも多い)。

とは言え、そのような実害が一つでも発生すれば一般社会に不安をもたらすことは不可避であり、そこは「最小限の倫理」である法の存在はこの場合やむを得ず必要になってくる(そこを拡大解釈しオタクを規制しようとする輩がいることは承知しているが)。

さて、これを二次創作を含むVOCALOID界隈に当てはめて考えた場合でも

全く同じロジックになる。

つまり最小限の倫理は必要だがそれ以上の規制はVOCALOID界隈の発展にとっては

有害無益でしかないのである。初音ミクをリリースしているクリプトン社をはじめVOCALOID製品を作っている各デベロッパーにはこの点をよく考えておいていただきたい。

 

これ以上の記述については、上記リンク先を参照してもらったほうがためになるので今日はこの辺りで失礼させていただく。では、また。

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